このブログでは、現在高校1年生の息子のこれまでの歩みについて、どちらかと言うと過ぎたこと、どんな風に乗り切ってきたか、ということを残していこうと思っています。
ただ、今日は、記憶が新しいうちに書き記しておきたいことがあって。それについて書こうと思います。
いつも無口な息子は、数か月に一度だけ饒舌になる
息子は基本的にいつも自分から何も話しません。
学校のことも、友だちのことも、聞いても答えません。
でも、数か月に1回くらい、饒舌になる瞬間があるんです。
今日が、その日でした。
息子がいろんなことを話してくれない理由は「どうせ言っても伝わらないでしょ」「どうせわからないでしょ」のようです。
だから、その話題について、聞く側が「理解できるよ」「受け止められるよ」という態度や姿勢が整うタイミングを待っているのかもしれません。
今日話してくれたのは、大学進学について、でした。
適当に選んだ大学・学科のオープンキャンパスに参加
高校1年生になると、学校での大学進学に関する指導がグンと増えます。
夏休みの宿題は、「オープンキャンパスに2つ以上参加して報告書を書くこと」でした。
「どの大学に行くの?」
「どの学部にするの?」
「日程調べて予約したりしたの?」
という質問に対しての返事は、「前に言ってたようなところ、適当に予約しといて」でした。
大学に関しては、前になんとなく話したことがあったのですが、学部に関しては理系ということしかわかりません。
私は文学部だったし、理工学部の内訳もよくわからない。
「何がしたいの?」「どんな勉強したいとかないの?」と聞いても
「ない」。以上。
まあ、高1だし、まだ決まってなくても仕方ないよね、と思ってブラブラと参加したわけです。
各学科・各研究室が、それぞれの研究内容を発表していて、自由に見学できました。
物理は嫌い、選ぶなら生物か化学、というのは聞いていたので、応用化学の方へ向かおうとしたら、そんな私を無視して、息子はなぜか工学系の研究発表のところばかり向かいます。
現在地から近い順に見て回るのかな、と思って黙ってついて回って当日は終えました。
生物工学をやりたいという、明確な目標を語ってくれた
そして、後日にあたる今日、「工学系って思ってたよりおもしろかったね!物理物理してるのかと思ったら、牛の靱帯の研究とか、いくらでも話聞けたね!」と言ったら、饒舌に話し始めてくれたわけです。
息子:「工学系って言っても、建物立てたり、電子レンジ作ったり、そういうのだけじゃないからね。そういんじゃなくて、この前見たような、生き物の特徴を研究して、それを活かして何かを作る研究がしたいんだよね。サメの皮膚の特徴を活かして、ダイビングスーツ作るとか、あるでしょ。」
私:「ああ、トリのくちばしの形を真似て新幹線の形を考え出したとか?」
息子:「そう、そういうのがやりたい」
私:「どこの大学とか学部で勉強できるかとか、調べたりしたの?」
息子:「まだだけど、生物工学っていうのがある大学はある。」
私:「へえ。そんなにやりたいことがはっきり決まってるなんて知らなかったわ。」
息子:「だって言ってないもん。」
なーんにも考えてないんだと思っていました。
「何したらいいと思う?」と息子に聞かれてたことが何度かあったので、将来やりたいことについて、全く見当がついていないんだと思っていました。
私もなんとなく「AI系かな」としか言えず、それに対して息子は「ほお」と言っていたので、てっきり親の意見に流されて、そっちに行くのかと思っていたら。
ちゃんと考えてたんだ…
そして、それを私には話してもいいと、ついに思ってくれたんだ…
なんだか、今日はとてもいい日でした。


